ベル&ロス BR 03-92 レッド レーダー 航空機のレーダースクリーンに着想を得た2021年新作

シートベルトをしっかりと締め、背もたれとテーブルを元の位置にお戻しください。

我々が知っていること

ベル&ロスについては誰もが考えをもっているだろう。手に入るか、手に入れないか分かれるブランドだ。どちらの立場であっても、ベル&ロスが特徴的なスタイルを確立していることは否定できない。同社の美学は、ミリタリーテイストとインダストリアルデザインの中間に位置し、(典型的な例は)フルブラックのスクエアケースに実用的な視認性の高いダイヤルが採用した時計にある。

 先日、ベル&ロスは新しい、それでいて馴染みのある時計を発表した。それが、同社の特徴であるケースデザインを採用した直径42mmのBR-03-92 レッド レーダーだ。同様の意匠をもつモデルは、2011年のバーゼルワールドで発表され、同年の新作のなかでも特に驚くべきもののひとつだった。それから10年、ベル&ロスは文字通り航空機の管制レーダーを彷彿とさせる文字盤を備えた、ブラックセラミックのバリエーションを発表した。本機は、回転ディスクとアナログ針で時間を読み取る仕組みになっており、赤いサファイアクリスタル風防ですべてが覆われている。オリジナルモデルと同様、999本の限定生産だ(1000本だと多すぎるのかもしれない)。

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この時計について思うこと

航空管制官は世界で最も難しい仕事のひとつだと言われているが、困難である理由の一部は、思うに、レーダー表示を読み取ってそれにどう対応するか学ばなければならないということ。この時計をよく知らない人が見れば、レーダースクリーンがラバーストラップに取り付けられていると思うかもしれない。しかし、そのことがこの時計の面白さを際立たせている。特に、税込で49万5000円という価格(オリジナルモデルより10万3500円も安い)もその理由のひとつだ。ベル&ロスは、BR-CAL.302(ベースはセリタのSW300-1)というベーシックなムーブメントを使用している。これは、標準的な既製キャリバーにブランドが手を加えたもので、多くの企業が「モディファイド」と呼んでいる類のものである。しかし、それは実際には何を意味するのだろうか? この場合には、たくさんあるのだ。

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ベル&ロスが行ったのは、ディスクシステムを開発し、それをムーブメント自体に取り付けたこと。これにより、独創的でワイルドな文字盤を実現している。同社はこれを “ウォッチメイキング UFO “と呼ぶ。ベースとなるムーブメントをここまで昇華させたり、ディスクシステムを使ってユニークな表示を採用したりするのは初めてではないが、相変わらずの格好よさだ。この時計で時間を知るには、学習曲線が必要になるだろう。

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赤いサファイアクリスタル、セラミックケース、ラバーストラップ、100m防水を採用しているため、どんなシーンでも着用可能だ。次に空港に行くときは管制塔に忍び込んでこう言える。「みんな、これを手に入れたよ。僕にまかせて」